Last update 08/03/10
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当果樹園では、西洋梨を栽培しておりますので、西洋梨に少し詳しく触れて見たいと思います。
西洋梨は日本ではほぼ東北地方で栽培されており、
中でも品種”ラ・フランス”では全国生産量の70%を占めております。
今では産地としても有名になってきましたが、以前は、西洋梨の食感と食べ方が好まれず、なかなか普及せず、
昭和40年代から減少傾向にありました。最近では、食の好みも欧米化しており、
西洋梨特有の軟らかさ・ネットリ感がうけ、近年ようやく人気がでてきました。


●梨について
日本で出回っている”梨”には大きく3つ(和梨・中国梨・西洋梨)に分けることができます。この3種類の大きな差は、食感と食べ方にあります。
  食感:  和梨・中国梨はシャリシャリという食感。一方、西洋梨はネットリとした食感があります。
  食べ方: 和梨・中国梨は貯蔵がきく為、そのまま食べる。一方、西洋梨は食べ頃が短いためにどちらかといえば加工して、デザートや料理にして食していた。


●難しい点(栽培・収穫)
栽培は難しく、虫や病気に弱く、また風にも弱く、大型の台風が通過した後は、ほぼ全滅状態になります。
収穫期は味を左右する重要な時期です。西洋梨は木で熟すのではなく、収穫してから追熟しないとおいしくないのです。だだ、あまり早く収穫してもダメ、遅すぎてもダメと収穫するタイミングが非常に難しいのです。
ですから、ある程度、未熟な状態で収穫し、追熟という過程を経て、はじめて上品な香りと肉質、そして味が生まれるのです。



●西洋梨にはたくさんの種類がありますが、当果樹園で主に栽培している2種類を下記に紹介します。


バートレット
 西洋梨と言えばこの形です。原産はイギリスで世界各国で栽培されております。
 日本では、明治初めに栽培されました。ひょうたん形で軟らから舌触りと香りの良さが特徴です。主に料理や加工食品に使われておりますが、食べ頃が短いのが難点ですがその反面希少価値は大、そのまま食べても美味しいです。
 収穫は、8月下旬から9月の上旬です。

ラ・フランス
 文字通り、フランス原産で日本には明治36年に栽培されました。日本では山形県が全国第1位の生産量を誇っています。近年、ラ・フランスの人気が高くなったのを背景に、量産されるようになりました。本県ではさくらんぼに並ぶ特産品となっています。見た目が悪いのが特徴(?)ですが、香気が強く、果肉はとろけるようで口当たりがよく、また、果汁もたっぷりで濃厚な味です。収穫は10月下旬から11月上旬です。


●保存方法
保存は冷蔵庫に保管したいものです。寒い地方ですと良いのですが、冷蔵庫に入れないと追熟が早く、なぜか味が変わります。
当果樹園では、ほぼ追熟が完了してから発送しておりますので、到着したら、すぐ冷蔵庫に入れてください。また、市販のものは、ある程度硬いものを選び冷蔵庫に入れてください。
扱い方も丁寧に扱ってください。西洋梨はとてもデリケートな果物です。硬いうちは良いのですが、軟らかくなると傷がつきやすくなります。小さな傷でもそこから黒くなり傷が大きくなりますので注意が必要です。

                           
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